2018/12/23(日)放送の『関ジャム 完全燃SHOW』では、20~50代に聞いた「雪をイメージする曲」をランキング形式で紹介。録画したままだったのを、正月明けにダラダラ観ながらメモ。
最初にいしわたり淳治さんの解説。雪のイメージは
- 溶けてなくなるもの : はかない
- 降り積もる : 想いが募る
- 白くて綺麗な印象 : ファンタジーな要素
- スキー場 : ドキドキ感
があるとのこと。
確かにね、雪ってだけでドラマティックで非日常感が演出できるかも。雪国の人は知らん。でも今の20代がイメージする「スキー場」と、30代以上の「スキー場」って違ってきているような気もする。ここ何年もスキーなんて行ってないしなー。
というわけで、番組同様に10位から紹介します。
10位「All I Want for Christmas Is You」マライア・キャリー(1994)
作詞作曲:Mariah Carey/Walter N. Afanasieff
それにしても今年のクリスマスはこの曲かかりすぎじゃなかった?もういいよ、って感じでお腹いっぱいだったよ。
9位「WINTER SONG」DREAMS COME TRUE(1994)
作詞:吉田美和, Mike Pela 作曲:吉田美和, 中村正人
サビのコード進行はクリシェを使っている。いわゆる「階段コード」ですね。半音ずつ下がっていくことでポップスらしいオシャレで切ない感じを演出。
この曲はもともと日本語版があって(1990年リリース)、それを英訳したのが「WINTER SONG」なんだけど、日本語版の歌詞もけっこう好き。
ただタイトル「雪のクリスマス」はちょっとイケてない感ある。時代かな。。
8位 「白い恋人達」桑田佳祐(2001)
作詞作曲:桑田佳祐
桑田佳祐最大のヒット曲とのこと。確かにサザン「TSUNAMI」も2000年だし、一番CDが売れた時代だったんだな。個人的には「波乗りジョニー」の方が好きだけど。
7位 「恋人がサンタクロース」松任谷由実(1980)
作詞作曲:松任谷由実
サビの「サンタクロース」は全く同じ歌詞なのに1番と2番で別の人っていうのがオシャレ。そして詰め込み感を感じないのに、歌詞の中で5人も登場人物を描いているのがすごい、と。
「子供のころの私」と「今の私」で二人カウントなのはいいの?(by嫁)
6位 「クリスマス・イブ」山下達郎(1983)
作詞作曲:山下達郎
これも毎年必ずヘビロテされる曲だよねー。
母親のカセットテープで、A/B両面これ1曲だけ繰り返して録音してたのがあったなあ。。
5位 「レット・イット・ゴー ~ありのままで~」松たか子(2014)
雪の歌はほとんどラブソングな中、自分について歌っているこの曲は珍しいとのこと。過去の自分を消す消しゴムみたいな役割で雪を使っている。
まあ完全に流行っていうか、作品ありきのテーマソングなのはちょっとずるいんじゃ。。もちろん、この曲あっての「アナ雪」とも言えるんだけど。
誰もがこの曲を聞いた瞬間に同じ映像をイメージするってのは強い。
4位 「ロマンスの神様」広瀬香美(1993)
作詞作曲:広瀬香美
サビまで2回の転調。ハイトーンボイスを盛り上げている、とのこと。
最近の曲は転調を転調と認識させないような、自然な展開になるものも多い気がするけど、このころの曲は「ハイくるよくるよー今!転調!今ここ転調したよ!」って明確に転調アピールする曲ばっかりだったな。小室哲哉といい浅倉大介といい。
3位 「なごり雪」イルカ(1975)
作詞作曲:伊勢正三
サビの歌詞が先にあって、これに合わせた物語をメロで作ったんじゃないか、と思うような秀逸なフレーズ。
「なごり雪」という言葉は造語だとのこと。
2位 「雪の華」中島美嘉(2003)
作詞:satomi 作曲:松本良喜
作曲した松本良喜が実演しながら解説。
6度の跳躍(音程の動き)がオシャレで甘いメロディーにしている。サビ頭の「こと→し最初の〜」の部分ですね。ちなみにそのあとの「雪のは→なを〜」もだと思ったら、5度しか上がってませんでした。
テンションコード、通常の和音にさらに音を追加することで広がりのある響きになる。ジャズとかでよく使われるやつですね。
AメロとBメロの間に半小節入れることで「焦らし」、タメが生まれる。
1位 「粉雪」レミオロメン(2005)
作詞作曲:藤巻亮太
AメロBメロは下の視点になっていて、サビで空へ視点を向けることで広がる印象になっているとのこと。
錦戸が主演した「1リットルの涙」の主題歌。
他には中島みゆき「空と君のあいだに」も同じ作りで、サビで視点が開ける。
ちなみに、20位から11位までは以下の通りでした。
- 20 White Love (SPEED)
- 19 Everything (MISIA)
- 18 Choo Choo TRAIN (ZOO)
- 17 スノーマジックファンタジー (SEKAI NO OWARI)
- 16 Winter, again (GLAY)
- 15 津軽海峡・冬景色 (石川さゆり)
- 14 クリスマスソング (back number)
- 13 冬がはじまるよ (槇原敬之)
- 12 ゲレンデがとけるほど恋したい (広瀬香美)
- 11 悲しみは雪のように (浜田省吾)
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